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いろいろな事をてきとーに・・・。 拍手のお返事もここです。 そして、ココのDグレ駄文は本当に駄文なので覚悟して読んでください。苦情は出来ればナシの方向で・・・
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Posted by - 2024.05.17,Fri
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Posted by syo-ta - 2009.01.11,Sun

なんか、意味不明な出来になっちゃったのでココに・・・。
ノアレでラビアレ風味?
本当に、駄文なので、石投げないでくださいね~。



++++++++++++++


 
「ア、レ~ン・・・本当にやるの?」
褐色の肌の少女が対照的な色の少年へと抱き付きながら尋ねる。
それに、少年は微笑む事で答えた。
「ゴメンね?ロード・・・辛い役目を負わせちゃって・・・」
すまなさそうに微笑みながらも、その瞳には強い意志が宿っていた。
「ううん。ボク、アレンの事好きだよ?」
少女は優しく言うが、彼の決心を止められない事は判っていた。
「でも、戦えない者は要らないでしょう?戦争中なのに」
「ボクが護ってあげるよ?」
「ありがとう、ロード。でも、僕も家族を守りたいよ?それに・・・もう、疲れちゃったから」
「ア、レ~~ン・・・」
可哀想なアレン。優しいアレン。
でも、ボクは許さないよ?
そんな思いは顔には出さない。
アレンが哀しむから。
ロードは精一杯背伸びをして、アレンの頭を撫でた。
それは、ノアの長子から末っ子へと贈られた優しさだった。
 
「・・・じゃあ、いくよ?・・・おやすみ、アレン」
その言葉と共に、力の抜けたアレンをそっと抱きしめて、ロードはキスを贈った。
眠ってアレン。
今は、まだ。
目醒めたら、また一緒に遊ぼうね。

ロードには秘密があった。
千年公も他のノアの家族も・・・知らない秘密。
ノアの長子と末子だけの秘密。
ノアの末子は強大な力を持つ。
それは、他の兄弟が揃っても適わないぐらいの・・・。
ただ、その力は普段は現れない。
何故なら、ノアの末子はエクソシストとして生まれるから。
寄生型の。
末子はそれ故にノアとして目醒めても、力には目醒めない。
イノセンスとノアの力が相殺しあって、まだ本来の力を得てない分イノセンスの力が上回るから。
だからアレンがノアとして覚醒しても、回復力の他は変化はなかった。
そして、アレンは見ていた。
エクソシストであり、ノアである者として、彼等の世界を。

アレンがノアとして覚醒した時、教団は彼を監視・幽閉するという手段を選んだ。
処刑の意見もあったが、一部の者達が強固に反対した。
ノアとして覚醒しても、アレンはエクソシストだからと。
アレンは何も言わなかった。
ただ、静かに微笑んでいるだけだった。
そんな彼が唯一怒りを表したのは一回だけ。
黒髪の、彼を最後まで擁護していた、身内にエクソシストが居る為にエクソシストを兵器では無く、只の人として見てくれた男の訃報を聞いた時だった。
その死は不審が多く、明かに上層部から邪魔者とみなされての死だった。
彼の妹は狂い、そして咎落ちという惨事を引き起こした。
そして、擁護してくれる者を無くし敵だらけになった教団では、今、アレンの処置を巡って会議中だった。
ロードがアレンの元に来たのはそんな時だった。
神の名を騙る狂った使徒達への嘲笑を浴びせる為に。
 
 

クダラナイ。
クダラナイ。
クダラナイ。
ラビは神の名の下に大元帥へ解剖の許可を迫っている男を無表情で見ていた。
この部屋は狂った使徒だらけで、胸糞悪いが、ブックマン後継者としてそれを顔に出す訳にはいかなかった。
彼はこの会議を記録する為にここに居るのだから。
本当は、アレンの幽閉が決まった時に逃げたかった。
アレンを連れて。
だけども、自分の立場を捨てれずに・・・自分は此処に居る。
何よりも大切な、愛しい少年の死刑宣告の場に。
自分の無力さに歯噛みしながらも、顔は無表情で記録していく。
 

そんな時だった。
部屋の中央に見覚えのある扉が出現した。
「ふ~~ん、ココでバカな話し合いしてたんだ~~」
のんびりとした口調で、現れた褐色の少女ロード。
彼女は周りを見回し、ラビを見付けて近付いてきた。
「久しぶり~~、ブックマンJr」
ニッコリと笑いながら言われるが、瞳は笑っていない。
「ノアが、何の用さ?」
問い掛けに、ロードは答えない。
「ブックマンJr、キミには期待してたのにね~~。ガッカリ!!」
だから、告げに来たと、少女は続けた。
「アレンはボクが連れて行く。オマエらなんかには渡さないよ~~」
その言葉に部屋にざわめきが広がった。

“やっぱり、裏切ってたんだ”

そんな言葉が彼方此方から聞えて来る。
ロードはそれを見て哂う。
バカなニンゲン共。
アレンの愛情の深さを知らない・・・バカなヤツラ。
唯一知っていた人間はアレンよりも仕事を選んだ・・・だから・・・。
「バカの集まりだね~~ココは。
教えて上げるね~~。アレンのイノセンスがハートだよ。
そして、最強のノアでもあるんだ。アレンは。
そのアレンへの仕打ち、ボクは許さないよ~~」
必死に信じていたのに。
アレンは・・・。
でも、もう遅い。
アレンは選択してしまったから。
愛しい記憶を・・・教団の記憶を無くす事を。
もう、アレンは・・・純粋なノア。
ハートのイノセンスのアレンが望むから、イノセンスはノアには無力に成り下がった。
アレンが望むのはAKUMAとニンゲンの救済(破壊)。
「Jr~~、アレンの背中を押したのは、Jrと優しかった男の死だって覚えておいてね~~」
 
誰も居ない世界で・・・・。
独りで・・・。
 

ラビにだけ聞える大きさの声で言われた言葉。
 
アレンが望むからAKUMAはラビを殺さない。
アレンが望むからボク達もJrに手は出さない。
独り、失ったモノを考えると良いよ。
ね?Jr
 
 

それは、世界の終焉を迎える少し前の話・・・・。
 
 
 
 

 
 
 ++++++++++++++++

ロードの口調が・・・。
設定かとしては、神に愛された故に、アレンの選択が世界の命運を決める・・・みたいな?



 

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Posted by backlink service - 2012.05.15,Tue 21:38:40 / Edit
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