脱色。恋日のつもり……。

すみません!!
つい、出来心でやってしまいました。

脱色。
恋日のつもり？

怒らないと約束出来る人だけ読んでください。
本当に、駄文なので……。
てか、syo-taの書くモノに駄文じゃないものは無いけど……。

---

「お前に隊長は向いてないよ」

心地良い風に弄られているうちに、自分の膝を枕に寝入ってしまった男。
その、赤い髪を弄びながら、昨夜言われた言葉を思い出し日番谷は自嘲気味に哂う。

「今度、隊首試験を受けるんッス!!」

迷いの無い瞳で、嬉しそうに報告してきた男に、日番谷は表情を隠し「良かったな」としか言えなかった。
……知っていたから。
自隊の隊長を目標にし、鍛錬を重ねていた。

「強くなります。アンタを護れるぐらいに」

日番谷が傷付く度に、自分よりも痛そうな顔をして、何度もそう言った。
まるで誓いのように。






その一途なところが好きだった。
真っ直ぐな、裏表の無い性格も。
髪の色のような、燃えるような気性も。
大好きだった。
本人には、告げた事は無いけれども。




隊長と副隊長は違うのだと。
背負う重さも責任も、何もかも。
心のままの行動は、許されないのだと。
お前は気付いているか？







喪失の予感に、日番谷は一粒だけ涙を零した。

---

ついつい出来心です。。