復活。了獄・・・に見えると良いな。。の続き。

リハビリ中です。

続くかどうかもナゾな文です。
そして、短い(10行ぐらい？)。

取り敢えず、一ヶ月毎日更新を目指して頑張って見ます。

ジャンルごちゃ混ぜ、前後ぶった切り状態。
・・・つまり、意味不明な文の集まりになる予定です。
見逃してね。。


復活。
了獄・・・に見えると良いな。。の続き。

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目の前には、雷の守護者Ver10年前。
突然現れた俺に吃驚して、涙も止まったらしい。

「ゴクデラ～～、遊んで!!」

寄って来るアホ牛の口に、常備しているアメ玉を放り込み、手を引いて、
俺はコイツ等が何時も遊んでいる公園へと向かった。

後ろから、タッタッと足音が聞こえる。
殺気も何も感じないから、大丈夫だとは思ったが、念の為振り向いた先、
もう、記憶の中でしか逢えない顔を見つけた。

「ムッ・・・タコヘッドか？」

その呼び名も懐かしい。

「チャオ。了平」

近づいて来る了平は、何時もと違う俺に戸惑っているらしい。
俺は何時の頃からか、持ち歩くようになった携帯灰皿に銜えていた煙草を放り込んだ。
口煩く「煙草を止めろ」と、言われ続けたが、俺に止める気は無く、
それでも、副流煙が身体に良くないコトは知っている。
特に女と子供。そして、10年後も変わらずスポーツが好きなコイツには良くない。
だから、俺はコイツの前では極力煙草を吸わなくなった。

「ご、獄寺・・・お前、何か変わったか？」

・・・せめて、大人になってるとか言って欲しいもんだが、コイツには無理か。
本能的に人の本質を見るコイツは外見の違いは些細な事なんだろう。
感覚的にタイムリミットが近いのを感じ、俺は口を開いた。

「笹川了平。お前は変わるなよ」

・・・・変わらないのを、本当は知ってる。
マフィアになっても、コイツの真っ直ぐさは救いだった。

引っ張られる感覚に、もう聞こえないだろうと思ったが小さく呟いた。

「ti amo」




おかえりとただいまの遣り取りの後、了平に少し赤くなりながらも言われた言葉に、俺は最後の言葉が聞こえていた事を知る。





「別れ際の言葉をもう一度言ってくれ」







―――ti amo―――